九州八十八ヶ所遍路結願の寺(第八十八番 鎮国寺))

参拝日 2014.4.12

『概略』

屏風山 鎮国寺 真言宗御室派 別格本山

福岡県宗像市吉田966(地図

御本尊 胎蔵大日如来坐像
ご真言 おん あびらうんけん ばざら だとばん

2008年の暮れに始めた九州7県全域に及ぶ巡拝の旅も、ようやく結願の時を迎えました。

遍路を始めてから霊場も番外を含めて93ヵ所から108ヵ所に増えました。

ここ鎮国寺は以前より結願の寺ではありましたが、百八霊場になってからは、ここの奥の院が結願の札所となりました。
かつて鎮国寺は、今年ユネスコの世界文化遺産に登録された「宗像大社」の別当寺として隆盛した寺院でその大伽藍からも往時を偲ぶことが出来、結願の寺としてこの上ない霊場です。

境内に進むと庫裡に続いて2棟のお堂が並んでいます。

まずは昭和33年(1958年)に建立された「護摩堂」
入母屋造の壮大な建築で藤原時代の作といわれる像高93.3センチの不動明王立像が安置されています。

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この不動明王は弘法大師が入唐の途中で暴風雨に遭った時、波を鎮めたといわれ波切不動と呼ばれています。

隣のお堂は護摩堂より若干小ぶりながら、慶安3年(1650年)筑前福岡藩第二代藩主・黒田忠之の再建の入母屋造の本堂で「五仏堂」とも呼ばれています。

88-02.jpg

その名の所以ともなった内陣に並ぶ五体の尊像は向かって右から如意輪観音、釈迦如来、大日如来、薬師如来、阿弥陀如来。
そのうち中央の三体は宗像大神の本地仏で、大日如来は沖津宮の田心姫神(タゴリヒメノカミ)で九州八十八ヶ所百八霊場のご本尊です。
そして釈迦如来は中津宮の湍津姫神(タギツヒメノカミ)、薬師如来は辺津宮も市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)があてられるそうで、弘法大師の作と伝えられています。

また如意輪観音は伝教大師の作といわれ宗像大社の境外摂社の織幡明神の本地仏、阿弥陀如来は宗像にある許斐(このみ)権現の本地仏となっていて神仏習合時代を彷彿とさせます。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

88-03.jpg

ご詠歌

民安く 鎮まる国は み仏の
   深き誓いの しるしなりけり

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ご朱印

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テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州八十八ヶ所百八霊場  遍路  巡拝  結願  ご朱印  福岡  鎮国寺  真言宗御室派別格本山 

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