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諸病に霊験新たなる霊水(第十六番 西福寺)

参拝日 2018.4.21

『概略』
  • 弦掛山 西福寺 真言宗智山派

  • 所在地 長崎県佐世保市世知原町矢櫃25-2(地図

  • 御本尊 十一面観音立像

  • ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

  • 霊場御本尊 恵泉地蔵尊
  •  
  • ご真言 おん かかかび さんまえい そわか


1000年以上前より山伏が庵を結んで修行した行場であった西福寺、こちらのお寺も以前九州八十八ヶ所百八霊場遍路で一度お参りさせていただいております。

広めにとってある駐車場から石仏の並ぶ緩やかな登りの参道を通り

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鐘楼の脇を抜けると

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入母屋造の本堂が迎えてくれます。

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堂内にはご本尊の十一面観音立像や霊場ご本尊の恵泉地蔵尊などが安置されています。

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しかし何と言ってもこのお寺の見どころは、本堂左手より山側に少し進むと奇岩怪石懸崖に清水の滝がある大洞穴の岩屋にある奥の院でしょう。

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この奥の院には以下のような伝承が今に伝わります。
「世知原村に住む吉井クラは篤く観音を信仰しており、朝夕念じていた。ある日のこと、突然の病魔におそわれ、病名もわからないまま、明日をも知れない難病に苦しんだ。そのような夜、クラの夢に観音が現れて、『我は弦掛の霊山に住む観世音菩薩である。大雨で土砂が崩れ、長い間土のなかにいる。早く人を遣わして、掘りあげてほしい。場所は滝壺より五尺のところである』と告げた。さっそく家族に夢の話をして、霊夢の場所を掘ったところ、観音など数体の石仏が現れ、滝の水で洗い清めて岩場の奥に安置した。家に帰ってみると、クラの病はすっかり治っていたという。」

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この伝承にある諸仏の出現の地の霊水は難病に効くと言い伝えられています。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印

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ご詠歌

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忍辱(にんにく)の 慈悲にすがるる 諸人を
          救わせ給う 南無地蔵尊

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記事下の「コメント」をクリックしていただくと、コメントが投稿できます。よろしければご感想など聞かせていただけると嬉しいです(^^)

またこのお寺は、他の霊場巡礼で参拝しておりますので、併せて過去記事をご覧いただければ幸いです。
九州八十八ヶ所百八霊場 

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御橋観音(第二十九番 御橋観音寺)

参拝日 2018.4.21

『概略』
  • 石橋山 御橋観音寺 真言宗智山派

  • 長崎県佐世保市吉井町直谷94(地図

  • 御本尊 十一面観音坐像

  • ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

  • 霊場御本尊 聖観世音菩薩

  • ご真言 おん あろりきゃ そわか


こちらのお寺もかつて九州八十八ヶ所百八霊場のお遍路の際に一度お参りさせていただいております。
牧の岳公園に車を止めて、両サイドのツツジの花が迎えてくれる参道を進みます。

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正面に宝形造の美しい本堂があり、この中にご本尊の十一面観音様がお祀りされています。

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まずこちらに参拝し、そして今回の巡礼の目的である九州三十三観音の第二十九番札所となっている観音様がおられる旧堂のある境内の方へ山門をくぐります。

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旧本堂は現在は開山堂と呼ばれており、落ち着いた佇まいです。

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その開山堂の右手に目指す観音様が居られました。

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さらに前回ゆっくりと拝見することができなかった山号に由来した「大石橋(だいせっきょう)」のある奥の院に伺いました。

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長さ30メートル、幅4メートル、高さ20メートルの二條の石橋、平戸八景にも指定されている奇勝です。
二條あることから胎蔵界、金剛界になぞられる信仰もあるそうです。

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西側には平戸松浦氏に仕えた近藤季薫という学者が数千個の貝殻に法華経を筆写し納めたという塚などもあり、霊場の空気が満ちていました。

参拝を済ませ牧の岳公園に戻り迎えてくれた藤の花もアップしますね。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印・ご詠歌

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はるばると のぼりてみれば あまかける
          二条の橋を 拝む極楽

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またこのお寺は、他の霊場巡礼で参拝しておりますので、併せて過去記事をご覧いただければ幸いです。
九州八十八ヶ所百八霊場

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子供たちと遊ぶお地蔵様(第十五番 寿福寺)

参拝日 2018.4.21

『概略』
  • 栄久山 寿福寺 真言宗智山派

  • 所在地 長崎県北松浦郡江迎町長坂免276(地図

  • 御本尊 釈迦如来立像

  • ご真言 のうまく さんまんだ ぼだ なん ばく

  • 霊場御本尊 水掛地蔵尊
  •  
  • ご真言 おん かかかび さんまえい そわか


寿福寺につくと駐車場の藤の花が迎えてくれます。

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そして山門は珍しくかつては真っ白であったことが容易に想像できる切妻造の四脚門。

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山門をくぐると鉄筋コンクリート造りではありますが、大きくどっしりとした本堂があります。

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堂内には手のひらサイズの金胴仏の釈迦如来立像がご本尊としてお祀りしてあります。

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寿福寺はこのご本尊様に負けず劣らず有名なのが今回の霊場ご本尊の「水掛地蔵尊」です。
第二十一代平戸藩主・松浦天叟公が刻んで平戸紐差の普門寺に納めた尊像で、その普門寺が荒廃した時にはその尊像も子供たちの川遊びの浮具代わりの玩具となってしまいました。
そのため村役人が鍵をかけ子供たちが持ち出せないようにしたところ、ひとりの村役人が発熱しうなされ「せっかく子供たちと遊んでいるのになぜ鍵をしたのか」とうわ言を言い出しました。
それに驚いて役人たちが鍵をはずしたところ、不思議と熱が下がったそうです。

そして尊像が寿福寺に移されて時に寺は由緒にしたがって子供たちがお地蔵様と触れ合う機会を作ろうと地蔵盆千燈まつり(水掛け地蔵)で町中の軒先に提灯を飾り、裸の子供たちがお地蔵様を担いで町内を練り歩き群衆が水を掛けるというお祭りだそうです。

その地蔵尊は珍しく木像のため、現在は三代目だそうです。

また、秋には毎年恒例で「逆さ紅葉」の一般公開も行われていて、庭に面した広間の畳6枚を外してアクリル板を敷き、境内の色鮮やかな紅葉が映し出しまるで水面に映り込んだような景色を再現しているそうです。

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さらになお、寿福寺はかつては九州八十八ヶ所の七十六番札所ともなっていたようです。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印

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ご詠歌

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千灯の みあかしささぐ 御仏に
     水を注ぎて 永久の命を

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日蘭胎動の地が眼下に広がる(第三十番 最教寺)・まとめ

さてこちらの三重塔はわが国でも最大級の三重塔で、九州にはこの塔をはじめ三重の塔が4塔あり

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他には福岡県瀬高町の清水寺

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福岡県みやこ町の豊前国分寺跡

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さらにこちらは未参拝ですが大分県臼杵市の龍原寺の四塔だそうです。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印・ご詠歌

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補陀落や 深山の谷に 霧はれて
      心の水に うつる御影

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またこのお寺は、他の霊場巡礼で参拝しておりますので、併せて過去記事をご覧いただければ幸いです。
九州八十八ヶ所百八霊場

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日蘭胎動の地が眼下に広がる(第三十番 最教寺)・奥の院三重塔

さて国内でも最大級といわれる三重塔の中に入りましょう。

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塔内に入れば、第一層「明王威力殿」。
ご本尊は不動明王様(秘仏)
ご真言:のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろ しやだ そわたや うんたらた かんまん

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そして第二層「墨華秀麗殿」。
ご本尊は地蔵菩薩半跏像
ご真言:おん かかかび さんまえ そわか

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奥の院本堂改修中のためか三重塔第二層に霊場ご本尊のボケ封じの聖観世音菩薩様が安置されていました。

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さらに第三層「雄健涅槃殿」と内容の濃い堂内です。
ご本尊は阿弥陀如来
ご真言:おん あみりた ていぜい から うん

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なお奥の院のご本尊は弘法大師で秘仏となっていますが、京都東寺御影堂のご本尊と同形だそうです。

奥の院境内に戻ると、弘法大師が唐より帰朝の折、初めて護摩を焚いたと伝えられている護摩石。

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そして座禅石。

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こちらが「西の高野山」と呼ばれる所以ともなっている遺蹟にその歴史を偲ぶことができます。
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