FC2ブログ

九州北部豪雨にも負けずに(第二番 南淋寺)

参拝日 2017.12.2

『概略』

  • 医王山 南淋寺 真言宗大覚寺派

  • 福岡朝倉市宮野86(地図

  • 御本尊・霊場御本尊 薬師如来坐像 国指定重要文化財 伝教大師作

  • ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか



49y02-01.jpg

九州北部豪雨の記憶も新しい朝倉にある南淋寺、私がこのお寺を訪れるのは今回で三回目になります。
境内伽藍の豪雨被害は幸いほとんど見受けられませんでしたが、山中にある奥の院に続く路は結構の被害を受けたそうです。

お寺に着くと門前を先代の奥様が箒を手に落ちた紅葉を掃かれておられ
「昨夜の強風ですっかり散ってしまって今日は掃き掃除、落ち葉焚きで、煙い思いをさせて申し訳ありません」と

残っている紅葉の色づきは素晴らしく、多くを散らせてしまった強風が少し恨めしく感じました。

49y02-04.jpg

いつものように本堂に上がらせていただいて、今回は九州四十九院薬師霊場巡礼である旨を告げ、読経にて経を収めさせていただき、その印としてご朱印をいただきました。

49y02-02.jpg

こちらのご本尊は伝教大師・最澄の請願による七仏薬師のひとつです。
古処山(福岡朝倉市と嘉麻市にまたがる標高859.5mの山)の霊木をもって七体の薬師尊像を一刀三礼して謹刻し、開眼法要をを修してのち「それぞれの御安座の地に向かわれよ」と祈念すると七仏は一夜のうちに消えていたそうです。

その夜、最澄は「第一番の尊像は南方の林にあり、瑞雲たなびくところ」という霊夢を見て、上座郡長淵村(現朝倉市長淵)の筑後川河畔に行くと尊像が安置されていたので一寺を建立し医王山南林寺と号したと伝わります。
そして現在では筑後川の水害の難から逃れるため現在地に移転し、後に二度の火災に遭った際ご本尊の「林に水をそそげ」というお告げにより「林」の字に水を加え「南淋寺」と改めたそうです。
その御本尊は国指定の重要文化財に指定され、本堂左手の「薬師堂」に安置されています。

49y02-03.jpg

ちなみに第二仏は比叡山延暦寺の根本中堂に安置されているそうです。

最後に紅葉に囲まれた修行大師に見送られながら南淋寺を後にしました。

49y02-05.jpg

今年も巡礼の道中お守りいただきありがとうございました。合掌

なお、余談になりますが、帰り際にお寺の方からお聞きしたのですが、大晦日の定番番組の「ゆく年くる年」の中継があるそうです。今からとても楽しみです。

*******************************************************
回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印

49y02-00.jpg

ご詠歌

49y02-000.jpg

瑠璃光の 薬師如来の 御恵み
    罪も病も 救わるるかな
*******************************************************

記事下の「コメント」をクリックしていただくと、コメントが投稿できます。よろしければご感想など聞かせていただけると嬉しいです(^^)

関連記事もご覧いただければ幸いです。
九州八十八ヶ所百八霊場 第六番 南淋寺 

*******************************************************
関連記事
スポンサーサイト



テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州四十九院薬師霊場  遍路  巡礼  第二番  南淋寺  真言宗  福岡  朝倉  九州八十八ヶ所百八霊場 

[edit]

trackback --   Comment (0)

PAGE TOP

桃の花に迎えられ(第六番 南淋寺)

大師寺を出てから、日本三大暴れ川のひとつで、別名「筑紫次郎」で呼ばれる筑後川を渡り、田園風景の広がる中、快調に車を走らせました。
辺りが山懐に抱かれるようになると「南淋寺」という寺標が目に入ってきます。
そこから左右、桃畑に挟まれるように、山手の方へ登っていきますと、静寂な集落の中に南淋寺が鎮まっていました。
06_01.jpg


『概略』

医王山 南淋寺(なんりんじ)

福岡朝倉市宮野86(地図

御本尊 薬師如来坐像

駐車場に車を停め、山門から石段を登りつめると、入母屋造の薬師堂、客殿が並んでいます。
06_02.jpg

境内は広々していて、伽藍も整然とし、点在するように植栽された木々は、まさしく春を告げてくれていました。
06_03.jpg

縁起を紐解くと、かの有名な伝教大師最澄が唐から帰朝後、天台宗を開宗し、その後九州に下り、霊木を見出し、七体の薬師如来を彫ったそうです。
開眼法要後、大師が
「それぞれの御安座の地に向かわれよ」と祈念すると、一夜の内に七霊像は消えていたそうです。
そしてその夜に見た霊夢で
「第一番は南方の林の中にあり、瑞雲たなびくところ」とお告げを受けました。
朝倉町長淵に行くとお告げ通り安置されていましたので、一寺を建立して『南林寺』と号したそうです。

しかし、かの地がたびたび水害にあうので、現在地に移転しましたが、その後二度の火災に合い、
本尊の「林に水をそそげ」というお告げを受けて、「林」の字に水を加えて『南淋寺』とし、防火用の井戸を掘ると、その後火災に合うことが無くなったそうです。

お寺ごとに様々な縁起があり、その内容は「昔話」でも聞くようで、それぞれの紐解くのも巡拝の楽しみかもしれません。
06_04.jpg

追記・・・
このお寺もカメラマンの心を擽るような場所で、シャッターを切ったカットもけっこうありましたので、あらためて『まさの写真館』の方で「南淋寺コレクション」としてアップさせていただきます。


*******************************************************
外部ブログ お暇な時にでも覗いてみてください(^^)
まさの写真館
http://okinawaphotographer.blog90.fc2.com/
徒然なるままに今日の一枚(一句?)
http://okiphotographer.blog8.fc2.com/
まさの写真館交流掲示板
http://park12.wakwak.com/~phoenix/photobbs.htm

記事下の「コメント」をクリックしていただくと、コメントが投稿できます。よろしければご感想など聞かせていただけると嬉しいです(^^)

*******************************************************
関連記事

テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州八十八ヶ所百八霊場  遍路  巡礼  ご朱印  福岡  朝倉  第六番  南淋寺  真言宗大覚寺派  薬師如来坐像 

[edit]

trackback --   Comment (0)

PAGE TOP

ご訪問者数

プロフィール

リンク

最新コメント

月別アーカイブ