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目洗井(第二番 堂塔寺)

参拝日 2018.3.17

『概略』
  • 医王山 堂塔寺 真言宗

  • 所在地 福岡県遠賀郡遠賀町若松2504(地図

  • 御本尊 弘法大師

  • ご宝号 南無大師遍照金剛 

  • 霊場御本尊 身代り地蔵
  •  
  • ご真言 おん かかかび さんまえい そわか


堂塔寺は別名「島津のお地蔵さん」と呼ばれて大衆から永年に亘って親しまれ、庶民の信仰を集めておられます。

長者の娘の眼病が薬師如来のお告げにより目洗い井戸で洗ったところたちまち眼病が治ったという霊験段もあり、かつては薬師如来を本尊とした一宇をなすお寺だったようですが、大友宗麟の兵火によって廃絶されました。

縁と言うのは不思議なもので、その長者の屋敷跡に昭和のはじめに移り住んだ農家の長男に嫁いだ女子にある夜いにしえの長者の女子があらわれ「堂塔寺を再興すべし、さすれば汝に衆生済度の願力を与えるであろう」さらに別の夜、薬師如来および地蔵菩薩その他の菩薩からもお告げがあったそうです。
これより彼女は難行苦行修験修行道をきわめることとなり、昭和30年に得度し昭和38年に再興されたそうです。

本堂には弘法大師様がお祀りされ、

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左手の薬師堂には、因縁浅からぬ薬師如来、地蔵菩薩が安置されています。

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薬師堂の脇から本堂裏手に回ると、庭園がありその脇には淡島大明神。

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そしてお滝場や水子地蔵の霊域がありました。

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お参りを済ませご朱印をいただいた後、旧堂塔寺址に行ってみました。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印

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ご詠歌

身代りの 救いは永久に 地蔵尊
    すがる心に ひびく錫の音

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九州北部豪雨にも負けずに(第二番 南淋寺)

参拝日 2017.12.2

『概略』

  • 医王山 南淋寺 真言宗大覚寺派

  • 福岡朝倉市宮野86(地図

  • 御本尊・霊場御本尊 薬師如来坐像 国指定重要文化財 伝教大師作

  • ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか



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九州北部豪雨の記憶も新しい朝倉にある南淋寺、私がこのお寺を訪れるのは今回で三回目になります。
境内伽藍の豪雨被害は幸いほとんど見受けられませんでしたが、山中にある奥の院に続く路は結構の被害を受けたそうです。

お寺に着くと門前を先代の奥様が箒を手に落ちた紅葉を掃かれておられ
「昨夜の強風ですっかり散ってしまって今日は掃き掃除、落ち葉焚きで、煙い思いをさせて申し訳ありません」と

残っている紅葉の色づきは素晴らしく、多くを散らせてしまった強風が少し恨めしく感じました。

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いつものように本堂に上がらせていただいて、今回は九州四十九院薬師霊場巡礼である旨を告げ、読経にて経を収めさせていただき、その印としてご朱印をいただきました。

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こちらのご本尊は伝教大師・最澄の請願による七仏薬師のひとつです。
古処山(福岡朝倉市と嘉麻市にまたがる標高859.5mの山)の霊木をもって七体の薬師尊像を一刀三礼して謹刻し、開眼法要をを修してのち「それぞれの御安座の地に向かわれよ」と祈念すると七仏は一夜のうちに消えていたそうです。

その夜、最澄は「第一番の尊像は南方の林にあり、瑞雲たなびくところ」という霊夢を見て、上座郡長淵村(現朝倉市長淵)の筑後川河畔に行くと尊像が安置されていたので一寺を建立し医王山南林寺と号したと伝わります。
そして現在では筑後川の水害の難から逃れるため現在地に移転し、後に二度の火災に遭った際ご本尊の「林に水をそそげ」というお告げにより「林」の字に水を加え「南淋寺」と改めたそうです。
その御本尊は国指定の重要文化財に指定され、本堂左手の「薬師堂」に安置されています。

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ちなみに第二仏は比叡山延暦寺の根本中堂に安置されているそうです。

最後に紅葉に囲まれた修行大師に見送られながら南淋寺を後にしました。

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今年も巡礼の道中お守りいただきありがとうございました。合掌

なお、余談になりますが、帰り際にお寺の方からお聞きしたのですが、大晦日の定番番組の「ゆく年くる年」の中継があるそうです。今からとても楽しみです。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

ご朱印

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ご詠歌

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瑠璃光の 薬師如来の 御恵み
    罪も病も 救わるるかな
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関連記事もご覧いただければ幸いです。
九州八十八ヶ所百八霊場 第六番 南淋寺 

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光の道の中程に(第二番 海心寺)

参拝日 2017.2.11

『概略』

津東山 海心寺 高野山真言宗

福岡県福津市宮司4-29-25(地図

御本尊 毘沙門天立像
ご真言 おん べいしら まんだや そわか

霊場御本尊 聖観音菩薩立像
ご真言   おん あろりきゃ そわか

こちら海心寺には九州八十八ヶ所百八霊場巡拝で一度お参りさせていただいています。

宮地浜海水浴場か宮地嶽神社まで延びる参道のほぼ中程に本堂かと思わせる海心寺毘沙門堂があります。

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この入母屋造の大きなお堂に信貴山から勧請された「毘沙門天」が祀られています。

本堂はといえば、毘沙門堂の裏手、境内の中に入母屋造の「金剛閣」と呼ばれるお堂があり、こちらが高野山金剛流の詠歌の道場であり本堂です。

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しかし海心寺にはもう一つ本堂があり、それは東町の海心寺開創の地にある現在は「奥の院」と呼ばれるお堂です。いずれ参拝に伺いたいと思っております。

さて霊場ご本尊の「ぼけ封じ観音」はこちら宮司の境内にお祀りされています。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

ありがたや 幾歳経ぬらん 災いを
      ここに納めて 海心の寺

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海心寺には九州八十八ヶ所百八霊場巡拝の際に一度参拝しております。過去記事も併せて読んでいただければ嬉しいです。

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火難もくぐりぬけ(第二番 神宮寺)

参拝日 2017.3.4

『概略』

大嶽山 神宮寺

大分県国東市国東町横手8378(地図

霊場御本尊 大嶽不動明王
ご真言   なまく さまんだ ばざらなん せんだ まかろしゃな そわたや うんたらた かんまん

養老元年(717年)宇佐八幡関係の神宮寺として仁聞菩薩により開基され、寺号もそれにより名付けられたであろうと言われています。

この仁聞菩薩という人物は諸説ある謎に満ちた人物で、今日では実在の人物ではなかったとされる説が有力で、実際には宇佐神宮の神宮寺の弥勒寺の別当などを務めたと伝えられる法蓮、華厳、躰能、覚満といった僧侶を挙げる説もあります。
仁聞については宇佐神宮の祭神である八幡神自身あるいは八幡神に近しい神の仏教的表現・化身だと考えられています。

またまた話が横道に逸れましたが宇佐神宮の別当格としての高い寺格を誇っていた神宮寺も大きな災禍をくぐり抜けてきています。
神宮寺を火難が襲ったのは明治43年(1910年)のことです。

今では国の重要無形民俗文化財となっている「修正鬼会」という伝統行事の時の僧侶が持ち加持を行う松明の火が講堂に燃え移り、堂内の仏像もともに炎に包まれてしまいました。
焼け出された薬師如来像を含む8対の仏像は「焼け仏」として本堂に向き合うように立っている収蔵庫で一般公開されています。

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さらに収蔵庫には四人が同時に護摩修法を行える銅製の密教法具や懸け仏9面、修正鬼会面など国東独特の仏教文化を伝える品々が残っています。

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さて本堂は少し大きめな民家といった風情の建物で堂内にご本尊の不動明王が祀られています。
この不動明王、別名「大嶽不動」と呼ばれあらゆる祈願を成就してきたとして信仰をあつめています。

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本堂左手から苔むした参道を上ると奥の院の六所権現社が森の中に静かに佇んでいます。

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梁の部分に彩色の跡も残り往時の艶やかさが偲ばれます。

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六所権現は六郷山寺院の多くは鎮守社として祀っています。
六所権現とは通説によれば神功皇后・比咩大神・隼別皇子・大葉枝皇子・小葉枝皇子・雌鳥皇子の二女神(二所権現)と若宮四神(四所若宮)を以て六所の権現とし祀られているそうです。

また右手前には多数の石造物が並び、その中でも先端の相輪がスクッと伸びた国東塔は3メートル余りの高さがあり県指定の文化財となっています。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

ふんぬの ふどうのいとくは おおたけに
     かみやほとけのいます じんぐうじ

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