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県都の只中の高野山(第三十七番 香泉寺)

参拝日 2010.3.21

『概略』

圓山高野山 香泉寺

宮崎県宮崎市丸山1丁目110(地図

御本尊 不動明王立像

ご真言 のうまく さんまんだ ばざらだん せんだまかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん

市内で一泊し、鋭気を養い、そして気分を一新して宮崎県2日目の遍路に出かけます。

まずは人皇第一代神武天皇をご祭神とする宮崎神宮一の鳥居の程近くにある香泉寺からの打ち始めです。

香泉寺は県都の只中にあるにもかかわらず、参道の奥まったところにあるためか市中の喧噪も届かず静かです。

都会の寺ゆえ境内は然程広くはありませんが、よく茂った緑と四国八十八か所の石仏が祀られていました。

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鉄筋コンクリート造であるものの屋根が非常に高く、実に清々しい本堂です。この屋根が本堂を実際より大きなお堂に感じさせてくれます。

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この香泉寺の縁起を紐解くと、かつてこの地に圓山高野山というお寺があり宮崎周辺の弘法大師信仰の中心的存在だったそうです。しかし明治の廃仏毀釈により廃寺となってしまっていました。

廃絶の期間が長く続いていましたが、高野山開創一千百年を前後した大正年間に圓山高野山のあった地に龍雲和尚により、この香泉寺が創建され今日に至っています。

本尊に不動尊を祀り、大師信仰のメッカとして篤く信仰されています。

お寺を後にする際に、ご住職から
「次は38番の長久寺さんへのお参りですか?」と尋ねられ
「はい、その予定です」と答えると
「では長久寺さんにその旨電話を入れておきましょう」と・・・

細かなお心遣いに感謝の念を抱きつつ、この日の遍路はスタートしました。

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

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ご詠歌 南無大師 深き恵みの 香泉寺
     円かに照らす 法の高野山
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かつての霊山に抱かれて(第三十六番 貫川寺)

参拝日 2002.03.20

『概略』

観弘山 貫川寺

宮崎県児湯郡都農町大字川北名貫983(地図

御本尊 十一面観音立像

ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

この日の打ち止めは、宮崎市内での宿泊を予定していましたので、都農町にある貫川寺としました。

貫川寺の縁起は、明治42年、諸国を行脚していた高橋貫弘和尚が名貫川のほとりにある三明神社にて修行をしていた時、眼病の村人に加持祈祷を修したところ平癒したことによって近郷の多くの信者が集まったため、この地に永住することを決め建立しました。

現在の本堂は花頭窓が開けられた鉄筋コンクリート造。

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創建当初は弘法大師を本尊として加持祈祷を行い、他に十一面観音、地蔵菩薩、不動尊などが安置されていたそうです。
現在は境内背後に望む、かつての修験道の霊山「尾鈴山」の本地仏であった十一面観音が御本尊となっています。

この十一面観音は明治の修験道禁止令により尾鈴山が霊山として衰微した後、在家に祀られていましたが、仏縁により貫川寺の本尊として迎えられたそうです。

こじんまりとした境内ではあるものの、やはり霊山からのお力か、凛とした空気の漂う中でのお参りでした。

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

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ご詠歌 名貫川 水に映りし 観世音
     弘誓の慈悲も清き 貫川寺
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白水道場(第三十五番 行真寺)

参拝日 2002.03.20

『概略』

遍照山 行真寺

宮崎県児湯郡都農町大字川北坂ノ上11830(地図

御本尊 金剛界大日如来坐像

ご真言 おん あびら うんけん ばさら だどばん

日向よりさらに南下し、神武天皇が船出したといわれる美々津海岸を眼下に望む高台に行真寺はありました。

大正13年、白水滝で修行をしていた行真和上が不動明王に霊示を受けて建立したのがこの寺の始まりとのこと。

現在では白水大師として近在の信仰を集めるとともに白水道場として多くの人々が仏道修行に励んでいるそうです。

山門から樹々におおわれた参道を歩き、一段ずつに経文が納められているという石段を登りつめたところが本堂です。

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この本堂、鉄筋コンクリート2階建てで、その二階部分は宝塔を模した八角形となっています。ここに本尊や諸尊が安置されています。

35_02.jpg

本堂左手は弥勒園と呼ばれる供養の場となっていて、弥勒菩薩を中心に弘法大師、地蔵菩薩、十一面観音などの石仏が奉安されています。

35_03.jpg

さらに左手には白水霊園があり、その一番高いところに黎明地蔵が見つめていてくれます。

35_04.jpg

さて本堂右手は修行の場となっていて、開山の行真和上の石仏や観音堂、子育地蔵を祀る池などを経て奥の院、白水滝へと続いているそうです。

仏道の荘厳な空気と穏やかな空気が合わせて流れてくる素晴らしいお参りでした。

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

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ご詠歌 子を思う 親の心を 悟りなば
       いかに勤めん恩に報いて
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穏やかな空気の中で(第三十四番 中野寺)

参拝日 2002.03.20

『概略』

宝珠山 中野寺

宮崎県日向市平岩6624-2(地図

御本尊 阿弥陀如来立像

ご真言 おん あみりた ていせい から うん

第三十三番札所よりさらに南下し、日向市に入ると中野寺に着きます。

広々とした門前からわずかばかりの石段を登り、切妻造四脚門の山門。

34_01.jpg

山門横には地蔵尊、恵比寿天、弘法大師の石仏たちが穏やかな表情で迎えてくれます。

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境内に入ると木々は少なくとても明るく感じられます。
その正面に鉄筋コンクリート入母屋造の本堂が背後の緑に映えて建っています。

34_03.jpg

中野寺は1572年の創建とのことですが、当初は天台宗のお寺だったそうですが、いつのころからか真言宗に改宗されています。

真言宗醍醐派という修験道の要素を持つお寺ですが、境内は修験道の厳しさよりも穏やかな空気に充ちたお寺でした。

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ご詠歌 阿弥陀仏 えまえしずけき 中野寺に
       慈悲の光を おろがみまいらせ
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不屈の修験道とともに(第三十三番 永願寺)

参拝日 2002.03.20

『概略』

吉祥山 永願寺

宮崎県東臼杵郡角川町加草2321-2(地図

御本尊 薬師如来立像

延岡から少し南下すると門川町。
鎌倉時代初期にこの地を支配していた門川氏がこの町の地名の由来だそうです。

永願寺の創建は平安時代にまで遡ります。
江田城主・草野大膳弘利が四海安徳を祈願するため能円了孝和尚を招き建立しました。

以来山岳修験の道場として最盛期には十二坊を数えるほど繁栄しましたが、やはり明治の神仏分離と修験道禁止令により永願寺も一時的には後退しました。

明治28年に現在地に移転して再興。かつての地には奥の院として薬師堂があり、行基作の薬師如来と十二神将が安置されているそうです。

入母屋造の山門へ続く石段は厄除坂となっているので、私も厄難を落としながら登りました。

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山門をくぐると右前方に白い鉄筋コンクリート入母屋造の本堂が重量感を感じさせつつ建っています。

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堂内の本尊は秘仏となっていて、直接拝することは出来ませんでしたが、こじんまりとまとまった境内には子宝観音などの石仏も点在し、南国宮崎の日差しの中、とても清浄な空気に充たされたお参りができました。

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ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

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ご詠歌 この世から 後の世かけて 願いおく
        お山さながら 浄土なるらん
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