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延岡の信仰の息づく(第三十二番 光明寺)

参拝日 22010.03.20

『概略』

万寿山 光明寺

宮崎県延岡市古城町2-13-5(地図

御本尊 阿弥陀三尊

ご真言 おん あみりた ていせい から うん

延岡市内のもう一ヶ寺は光明寺。

光明寺は第三十一番札所のエントリーでも触れました土持氏が延岡に最初の城の井上城を築城した際に豊前国宇佐郡より招いた智賢法印によって鬼門除けとして創建されました。

鎌倉、室町時代と隆盛しましたが、土持氏の滅亡とともに衰微しました。
しかしその後再興され歴代領主の祈願寺となり真言宗醍醐派の日向国袈裟頭として修験道の中心となりました。

とわいえこの光明寺も明治の廃仏毀釈や修験道禁止令により一時廃寺となりましたが、その後ふたたび再興の許可を得て復興しました。

境内は白壁に囲まれ、切妻造四脚門の山門をくぐると正面に大きな入母屋造の本堂があります。

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御本尊は阿弥陀如来立像と脇侍に観音菩薩と勢至菩薩といういわゆる阿弥陀三尊です。

32_02.jpg

また脇の護摩壇には不動尊が祀られていて九州三十六不動霊場ともなっています。

本堂の右脇には淡島大明神をお祀りするお堂もあります。

32_03.jpg

ちなみに淡島大明神は和歌山県にある淡島神社を本社としていますが、お祀りしてある淡島は住吉大神の妃でしたが「下」の病にかかり夫婦の道に障りがあるとして堺から流されてしまいました。
流れ着いた加太で淡島は自分と同じ病の人を治すと誓願を立てたことにより、以来婦人病に霊験あらたかな神様として信仰を集めています。

本堂でのお参りを済ませた後、境内の壁際に目を留めると、細長いお堂には西国三十三か所の石仏が鎮座されていました。

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

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ご詠歌 東より参れば 弥陀の光明に
      曇る心も 晴れ渡りける
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宮崎県の札所打ち始め(第三十一番 龍仙寺)

参拝日 2010.03.20

『概略』

大圓山 龍仙寺

宮崎県延岡市西階町1丁目4211(地図

御本尊 十一面観音立像

ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

今日から宮崎県内の12の札所の遍路の様子をご報告して参りたいと思います。
なにせ3年前の遍路なので定かではない記憶を頼りに綴って参りますので、多少の記憶違いがあるかもしれませんがご了承願います。

さてご存じのように宮崎は南北に400kmにも及ぶ海岸線を有する県でその海岸線に沿うように南下していく遍路旅です。
まずは延岡市のニケ寺への参拝。打ち始めは龍仙寺です。

縁起をたどると文禄年間に大和国から当時の領主、土持氏の兵法指南役として招かれた谷山覚右衛門により修験道場の明實院として開山され、本尊に鎌持大黒天と茶吉尼天を安置しました。
その後藩主祈願所として現在地である西階城東の砦跡に移転し、多くの支坊も有し隆盛を極めましたが、明治の廃仏毀釈で廃寺寸前まで衰微しました。
しかし時の住職、十八世谷山明實師によって岡山県津山市にあった龍仙寺の称号を受けて再興されました。

本尊は十一面観音を安置し、脇侍に不動尊と弘法大師、そして明實院時代の大黒天と茶吉尼天を鎮守としました。

境内に入ると左手に入母屋造の本堂があります。本尊十一面観音は通常は秘仏とされているため直接拝することは出来ませんでしたが、毎年5月第3日曜日には開扉されるそうです。

31_01.jpg

ちなみに本堂内の大黒天は手に鎌を持つ珍しい像で農家の信仰なのか、鎌で悪を断ち切るという意味なのか定かではありませんが、延岡七福神の一つとなっています。

また本堂向かいには稲荷堂があり茶吉尼天が祀られています。
茶吉尼天はインドの神様で、人肉を食べていたと恐れられていましたが、仏教に取り入れられ仏法守護の神様となりました。
さらに茶吉尼天は狐に乗ることから稲荷神と胴体とされています。

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願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜん

31_02.jpg

ご詠歌 み仏の 慈悲の手綱に 導かれ
        詣る日向路 み心の寺
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