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九州八十八ヶ所百八霊場結願の札所(第百八番 鎮国寺奥の院)

参拝日 2014.4.12

『概略』

屏風山 鎮国寺 真言宗御室派 別格本山

福岡県宗像市吉田966(地図

御本尊 不動明王立像
ご真言 のうまく さんまんだ ばだらだん せんだ まかろしやだ そわたや うんたらた かんまん

四国遍路では結願の後、高野山の奥の院に参拝することになっているそうですが、九州八十八ヶ所百八霊場ではここ鎮国寺奥の院に上り結願を報告することにしたいものです。

本堂そばに建つ「大師堂」の右手から案内に従い奥の院への参道を上っていきます。

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参道の両脇には四国八十八ヶ所の苔むした石仏が立ち並び、途中、弘法大師が現在奥の院となっている不動堂で修行されていたときに彫り上げた梵字といわれる「梵字岩」などがあります。

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さらに上っていくと山門を兼ねた木造の建物をくぐると山肌の石窟に突き刺さるように奥の院が建っています。

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この石窟で唐より帰朝した弘法大師は修行したと伝わっています。

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堂内には不動明王を本尊に、釈迦如来、八代龍王が祀られています。

辺り一体には霊場ならではの空気が流れ、百八霊場を巡り終えた感慨にはピッタリの場所です。

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再び戻り大師堂にて結願の報告のこの遍路最後の読経・・・境内に出ると不思議な達成感が湧いてきました。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

身代わりの 誓いをたのむ 鎮国寺
     阿字の山坂 のぼるうれしさ

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テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州八十八ヶ所百八霊場  遍路  巡拝  結願  弘法大師  空海  福岡  鎮国寺  奥の院  真言宗御室派別格本山 

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九州八十八ヶ所遍路結願の寺(第八十八番 鎮国寺))

参拝日 2014.4.12

『概略』

屏風山 鎮国寺 真言宗御室派 別格本山

福岡県宗像市吉田966(地図

御本尊 胎蔵大日如来坐像
ご真言 おん あびらうんけん ばざら だとばん

2008年の暮れに始めた九州7県全域に及ぶ巡拝の旅も、ようやく結願の時を迎えました。

遍路を始めてから霊場も番外を含めて93ヵ所から108ヵ所に増えました。

ここ鎮国寺は以前より結願の寺ではありましたが、百八霊場になってからは、ここの奥の院が結願の札所となりました。
かつて鎮国寺は、今年ユネスコの世界文化遺産に登録された「宗像大社」の別当寺として隆盛した寺院でその大伽藍からも往時を偲ぶことが出来、結願の寺としてこの上ない霊場です。

境内に進むと庫裡に続いて2棟のお堂が並んでいます。

まずは昭和33年(1958年)に建立された「護摩堂」
入母屋造の壮大な建築で藤原時代の作といわれる像高93.3センチの不動明王立像が安置されています。

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この不動明王は弘法大師が入唐の途中で暴風雨に遭った時、波を鎮めたといわれ波切不動と呼ばれています。

隣のお堂は護摩堂より若干小ぶりながら、慶安3年(1650年)筑前福岡藩第二代藩主・黒田忠之の再建の入母屋造の本堂で「五仏堂」とも呼ばれています。

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その名の所以ともなった内陣に並ぶ五体の尊像は向かって右から如意輪観音、釈迦如来、大日如来、薬師如来、阿弥陀如来。
そのうち中央の三体は宗像大神の本地仏で、大日如来は沖津宮の田心姫神(タゴリヒメノカミ)で九州八十八ヶ所百八霊場のご本尊です。
そして釈迦如来は中津宮の湍津姫神(タギツヒメノカミ)、薬師如来は辺津宮も市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)があてられるそうで、弘法大師の作と伝えられています。

また如意輪観音は伝教大師の作といわれ宗像大社の境外摂社の織幡明神の本地仏、阿弥陀如来は宗像にある許斐(このみ)権現の本地仏となっていて神仏習合時代を彷彿とさせます。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

民安く 鎮まる国は み仏の
   深き誓いの しるしなりけり

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諸天善神の守護を受け(第九十四番 大日寺)

参拝日 2013.3.22

『概略』

金剛山 大日寺 真言宗御室派

福岡久留米市長門石2-15-12(地図

御本尊 大日如来坐像
ご真言 おん あびらうんけん ばさら だとばん

すっかり春めいてきた陽気に誘われて福岡県南部の久留米市を散策がてら新たに札所に加わった大日寺さんに参拝しようと出かけました。

九州新幹線の全線開通ですっかり様変わりしたJR久留米駅より2キロ程の回りを市営住宅や一般住宅に囲まれた一角に大日寺はあります。

一見すると日本旅館のような佇まいで、寺の看板がなければ見逃してしまいそうです。

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第九十四番札所の表札を確認しつつ、お迎え地蔵に迎えられて玄関を入ると河童の姿の水神様や観音様が鎮座されていました。

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促されるまま二階へ上がると本堂となっていて、中央にご本尊の大日如来、左右の脇仏に不動明王と地蔵菩薩がお祀りされています。

昭和60年の開山と非常に新しいお寺ですが、ご住職の対応も非常にきめ細かく、まるで親戚の家に伺ったような居心地の良さを感じさせてくれるお寺でした。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

耳納より 光明輝く 大日寺
    すがる願いは 救いたもうぞ

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再興途上の古刹(第九十一番 真光寺)

参拝日 2013.2.9

『概略』

貫山修善院 真光寺 高野山真言宗

福岡北九州市小倉南区貫2233(地図

御本尊 阿弥陀如来坐像
ご真言 おん あみりた ていぜい から うん

真光寺の歴史は延応元年(1239年)阿聖上人が諸国巡錫中に貫山に紫雲(仏が乗って来迎するとされる雲)がたなびくのを見て霊山と感じ庵を結んだのが始まりとされています。
のちに中国地方の大内氏の豊前侵攻の際本陣となり伽藍は全焼しましたが、勝利した大内氏は寺を再興し、祈願寺とし「下寺三十五坊」と言われるほど栄えました。
その大伽藍も江戸時代末期の小倉戦争により再びことごとく焼失してしまいました。

そのような歴史をたどった真光寺は国道10号線から貫山方面に南下する途中、東九州自動車道の高架の近くの田園風景の広がるところにひっそりと佇んでいます。

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わずかに残された小堂を仮本堂として若い住職の方が日々精進しながら焼け残った阿弥陀如来や他の仏像をお祀りし復興に努められておられるそうです。

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参拝中もずっと寄り添っていただき、参拝者を大切にしながら再興を図っておられるお姿に、ご住職のお人柄を感じさせていただいたお参りでした。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

ありがたし 弥陀のお慈悲に導かれ
     この世 のちの世 元氣幸福

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子がえる寺(第九十三番 正法寺)

参拝日 2013.2.7

『概略』

瑠璃山 正法寺 真言宗御室派

福岡飯塚市平恒401(地図

御本尊 薬師如来坐像
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

JR九州・福北ゆたか線「天道駅」に程近い小高いところに伽藍を構える正法寺の歴史は古く、江戸時代に遡りますが、詳細は記録が失われ不明ではあるものの、かつては穂波四国八十八ヶ所霊場の第四十七番八坂寺として信仰を集めていました。
昭和44年発刊の穂波町誌によれば戦後まもないころ当時穂波町にあった正法寺の住職であった京都大本山仁和寺の第43代門跡の立部瑞祐大僧正(後に宗像の鎮国寺にも晋住)の布教によって信者が増え、活動が活発になったため正式な寺院となることが望まれ、昭和22年に瑠璃山正法寺となったと記されています。

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さて、かえるの石像が並ぶ石段を上ると仁王像に前を守られた本堂があります。
この本堂は現・原口性亮住職が晋山した際、老朽化の激しかった本堂を平成21年に再建されたものだそうです。

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旧来の八坂寺のお堂は今も本堂の脇にあり、石仏の阿弥陀如来が祀られ、また仁和寺ゆかりの不動尊も伝えられています。

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飯塚は炭鉱の町として有名ですが、その土地柄に相応しく正法寺の石垣は炭鉱から石炭と一緒に出た「ボタ石」で出来ていて、その斜面にはカエルの七福神の像が並んでいます。

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ここ正法寺がどうして「こがえる寺」なのでしょう・・・
それは現・原口性亮住職が晋住する前は、九州八十八ヶ所百八霊場第三番札所の清影山・如意輪寺の原口元秀住職が約25年間兼務されていたそうで、そのため如意輪寺を「親がえる寺」とし正法寺が「子がえる寺」となりました。
ゆえに正法寺にも「カエル部屋」に2000体のカエルが安置されているそうです。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

南無薬師 諸病悉除の 願い込め
    守らせたまえ 慈悲の御光り

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九州八十八ヶ所百八霊場第三番札所 清影山 如意輪寺
九州二十四地蔵尊霊場第十番札所 清影山 如意輪寺
九州三十三観音霊場第五番札所 清影山 如意輪寺
上記の過去記事も併せてご覧いただければ幸いです。

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