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記事提供:おふぃす・ふぇにっくす

小寒

小寒

歳も明け、二十四節気は池や湖の氷もしっかりと厚さを増して、最も寒い本格的な冬の始まりを示す「小寒」となりました。
この日より「寒の入り」となり、「大寒」を経て「春分」までのおよそ一か月間が「寒中」「寒の内」と呼ばれています。

この時期には、この寒さを利用して寒餅、凍み豆腐、寒天などが盛んに作られます。
また寒稽古や寒中水泳などのニュースも耳にするようになります。

 寒中見舞い

寒中見舞い

この時期、「寒中見舞い」と書かれた便りを出されたり、受け取られたりする方も多くおられると思います。

最近では年賀状を出せなかった方に年頭のご挨拶を兼ねて「寒中見舞い」を出される方も多くなりましたが、本来は「暑中見舞い」と同様に気候の厳しい時期に相手を気遣う挨拶状というのを目的としています。

自分や相手が喪中の時や、年賀状を送る時期を逸してしまった場合、年賀状の返事をうっかりと遅くなってしまった場合や喪中と知らずに年賀状をいただいた相手に対してこちらの近況を知らせると同時に相手の安否を確認する挨拶状と利用されると良いと思います。

出す時期としては、松の内が明けて「寒の内」に出すのがマナーです。
それでも立春過ぎまで遅れてしまった場合などは遅くも2月中旬までには送りたいものです。ただし、その際は「寒中見舞い」ではなく「余寒見舞い」となりますのでご注意を!

芹乃栄せりすなわちさかう

七十二候小寒の初候「芹乃栄せりすなわちさかう)」となり、が群れを成して生える時節という意味です。

芹

この「春の七草」のひとつの「」ですが、まるで競い合う(競り)ように群生することが名前の由来となっています。また別名「白根草(シロネグサ)」とも呼ばれています。

は胃や肝臓の機能を高めたり血液中の老廃物やコレステロールを排出する効果が高いβカロテンやビタミンB12、ビタミンC、カルシウム、鉄分だどが栄養成分として含まれています。

それにもあの芹の香りの中には体温を上げたり発汗を促す作用のある成分も含まれている滋養に富んだ食材です。


 七草粥(ななくさがゆ)


七草粥

五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)の最初の節句として1月7日人日の節句の朝、「七日正月」のお祝いとして、その一年の無病息災を願って春の七草や餅などを具材とする塩味七草粥を食べます。

具材として入れる「七草」は唐の楚国の親孝行談に由来していると言われています。

ちなみに「春の七草」は

春の七草

 セリ(芹)
 ナズナ(ぺんぺん草)
 ゴギョウ(ハハコグサ・母子草)
 ハコベラ(はこべ)
 ホトケノザ(コオニタビラコ・小鬼田平子・キク科)
 スズナ(カブ)
 スズシロ(ダイコン)

 きりたんぽ鍋


きりたんぽ鍋

秋田県の冬のグルメといえば「しょっつる鍋」「だまっこ鍋」と並んで有名なのが秋田県の北部が発祥という説が有力な「きりたんぽ鍋」です。

その具材の基本はゴボウ・鶏肉・マイタケ・ネギ・しらたき・芹・きりたんぽ」ですが、主役のきりたんぽ以外では「芹」はその根っこまでシャキシャキしていて美味しいと外せない食材となっています。

とりわけ秋田県湯沢市三関地区で生産される「三関せり」は東鳥海山から雄物川に向って広がる扇状地に滾々と湧き出る伏流水によって育まれた芹は絶品です。

ちなみに主役の「きりたんぽ」ですが、つぶした米を秋田杉の棒に巻き付けて焼いたものが槍の刃の部分のカバーに似ていることからその名の「たんぽ」と呼ばれました。

その「たんぽ」を切って鍋に入れることから「きり(切り)たんぽ」と言われています。

どんど焼き


どんど焼き 鬼火焚き

一般的には小正月の1月14日の夜から15日の朝にかけて行われ、刈り取った跡の田や最近では広場などに長い竹を組んで立て、そこでその年飾った門松やしめ飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く行事です。

九州では鬼火焚き・おねび焼き・ほっけんぎょう・おねっこ等と呼ばれ、6日から7日にかけて行われることもあります。

この火で、おいでになった「年神様」をお送りしますが、この「どんど焼き(鬼火焚き)」の起源や由来、何を焼くか、そしてその日程などはその地方によってマチマチなので割愛します。
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