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能古島ぶらり散歩

 能古島には以前一度訪れたことがあるのですが、「能古島で日本水仙が見頃」とのニュースを聞き、撮影を兼ねてぶらり散歩に出かけてみました。
 まずは博多から「能古渡船場行」のバスに乗り、渡船場から約10分のプチ船旅です。

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 平日かつレジャーシーズンからも外れているせいかガラガラのフェリーで島に上陸後、船着き場のすぐそばからバスにて、ひとまず水仙撮影のため島北端の「のこの島アイランドパーク」へ。
 この時期は、通常1000円する入場料も冬季割引で半額の500円でしたが、園内には「椿」などけっこう咲いていました。

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 そのような前触れに少し期待を込めて日本水仙を求めて、咲いているという北側斜面を目指しますが、
「う~~~~~ん、イマイチ!」
 想像していたより花株が疎らで、植込み面積もちょっと狭いかなぁ(--;

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 でも、気を取り直してカメラマジックを信じてしばし撮影に没頭しました。

 一時間余り撮影した後、持参したお弁当でランチタイム。広々とした原っぱで食べるお弁当はまた格別です。
 しかしながら、この日は北寄りの風が少し強く、食べ終わる頃にはすっかり体は冷え切ってしまいました。

 すると先ほどまで、点火されていなかった近くの小屋の焚火に火が点けられていました。
 寒い日には焚火の火を見ていると、冷えた体にはもちろんのこと、心までホッコリと暖めてくれます。

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 身も心も暖まったところで、いよいよ島内ぶらり散歩の開始です。

 今回はアイランドパークから「思索の森遊歩道」を辿りながら渡船場まで戻るルートを歩いてみました。

 アイランドパークを出てすぐに「火宅の人」など私小説で知られる「檀 一雄」の文学碑がありました。
 檀 一雄は旅で訪れたこの地に一目惚れして晩年「終の棲家」としました。
 碑には
「モガイ笛、いく夜もがらせ 花ニ逢はん」
 と刻まれていますが、この句は亡くなる五日前に書いた絶筆・辞世の句だそうです。

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 この文学碑を起点に木々に囲まれた遊歩道を南下していきます。
「思索の森」という名の通り、野趣あふれる中、どこか木々が語りかけてくるような不思議な空気感のある道です。

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 道すがら「いざなぎの石といざなみの石」というのがあったり、

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「鹿垣(ししがき)」と呼ばれる江戸時代の遺構が残っていたりします。
 ちなみに能古島は福岡藩の鹿の猟場だったそうで、最盛期には600頭を超える鹿がいたそうです。
 その鹿が田畑を荒らしてしまうため、島を東西に遮るように約2kmにわたる石垣が作られました。さらにその石垣は海を渡ってくる鹿も防ぐため、海の中まで伸びていたようです。

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 今回は6km余りの森林浴と幅広い年代にまたがる歴史散歩となりましたが、周囲12kmの小さい島にもかかわらず、まだ訪ねそびれたところもあり、またの再訪を心に誓い、この日のぶらり旅を終えることにしました。

*なお、日本水仙のカメラマジックは後日整理を終え次第「写真館」の方にアップいたします。
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