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火難もくぐりぬけ(第二番 神宮寺)

参拝日 2017.3.4

『概略』

大嶽山 神宮寺

大分県国東市国東町横手8378(地図

霊場御本尊 大嶽不動明王
ご真言   なまく さまんだ ばざらなん せんだ まかろしゃな そわたや うんたらた かんまん

養老元年(717年)宇佐八幡関係の神宮寺として仁聞菩薩により開基され、寺号もそれにより名付けられたであろうと言われています。

この仁聞菩薩という人物は諸説ある謎に満ちた人物で、今日では実在の人物ではなかったとされる説が有力で、実際には宇佐神宮の神宮寺の弥勒寺の別当などを務めたと伝えられる法蓮、華厳、躰能、覚満といった僧侶を挙げる説もあります。
仁聞については宇佐神宮の祭神である八幡神自身あるいは八幡神に近しい神の仏教的表現・化身だと考えられています。

またまた話が横道に逸れましたが宇佐神宮の別当格としての高い寺格を誇っていた神宮寺も大きな災禍をくぐり抜けてきています。
神宮寺を火難が襲ったのは明治43年(1910年)のことです。

今では国の重要無形民俗文化財となっている「修正鬼会」という伝統行事の時の僧侶が持ち加持を行う松明の火が講堂に燃え移り、堂内の仏像もともに炎に包まれてしまいました。
焼け出された薬師如来像を含む8対の仏像は「焼け仏」として本堂に向き合うように立っている収蔵庫で一般公開されています。

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さらに収蔵庫には四人が同時に護摩修法を行える銅製の密教法具や懸け仏9面、修正鬼会面など国東独特の仏教文化を伝える品々が残っています。

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さて本堂は少し大きめな民家といった風情の建物で堂内にご本尊の不動明王が祀られています。
この不動明王、別名「大嶽不動」と呼ばれあらゆる祈願を成就してきたとして信仰をあつめています。

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本堂左手から苔むした参道を上ると奥の院の六所権現社が森の中に静かに佇んでいます。

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梁の部分に彩色の跡も残り往時の艶やかさが偲ばれます。

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六所権現は六郷山寺院の多くは鎮守社として祀っています。
六所権現とは通説によれば神功皇后・比咩大神・隼別皇子・大葉枝皇子・小葉枝皇子・雌鳥皇子の二女神(二所権現)と若宮四神(四所若宮)を以て六所の権現とし祀られているそうです。

また右手前には多数の石造物が並び、その中でも先端の相輪がスクッと伸びた国東塔は3メートル余りの高さがあり県指定の文化財となっています。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

ふんぬの ふどうのいとくは おおたけに
     かみやほとけのいます じんぐうじ

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テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州三十六不動尊霊場  遍路  巡礼  ご朱印  第二番  神宮寺  天台宗  不動明王  仁聞菩薩  大嶽不動 

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