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修正鬼会「しゅじょうおにえ」を守り伝える(第三番 成佛寺)

参拝日 2017.3.4

『概略』

龍下山 成佛寺

大分県国東市国東町成仏1140(地図

霊場御本尊 龍下不動明王
ご真言   なまく さまんだ ばざらなん せんだ まかろしゃな そわたや うんたらた かんまん

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国の重要無形民俗文化財にも指定されている六郷満山で約1300年前から続く「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」とは一年間の国家安穏や無病息災、五穀豊穣を祈願するため赤鬼の災払鬼(さいばらおに)と荒鬼(あらおに)、黒鬼の鎮鬼(しずめおに)の三体の鬼が登場します。
その鬼に扮するのは法力を持つ阿闍梨の位を取得した僧侶にしか許されないそうです。
鬼は本堂を出て火のついた松明(たいまつ)を持ち、その松明で参拝者の背中などをたたいて加持を行い、その際火の粉を浴びると一年間無病息災で過ごせると言われています。
その後鬼と介添えは集落の一軒一軒を巡り加持祈祷を行い、接待を受け、それは夜が明けるころまで続くそうです。
成佛寺では西暦の偶数年の旧暦の1月5に執り行われます。ちなみに今年奇数年は岩戸寺で旧暦1月7日に執り行われたようです。

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国東の伝統文化を守り続けている成佛寺、開創当時は「浄土院」と号していたそうです。成佛寺と改称されるに至った顛末は
「奥の院の岩屋清滝観音の下に地獄谷という谷があってその谷には毒竜が棲みついていました。
その毒竜が村人に危害を加えるため、中興二代目の順清阿闍梨が降伏護摩を焚いて追い出し、阿弥陀堂に封じ込め成仏させた」
ことによるものです。

さてだいぶ前置きが長くなりましたが、二対四体の仁王様の間の石段をのぼり山門をくぐるとすぐに本堂があります。
往時はいくつもの末坊をかかえていましたが、焼き討ちの戦火に遭い全山焼失してしまいました。
もちろん当時「修正鬼会」が行われた講堂も今は無く、現在ではこの本堂で催されています。

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本堂内にはご本尊の不動明王をはじめ以前講堂の本尊として祀られていた千手観世音菩薩や修正鬼会にも登場する愛染明王などの尊像が安置されています。

不動明王様は「龍下不動」と呼ばれ、除災のご利益があり、天台宗開宗1200年を記念してお迎えした仏像だそうです。

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回向文

願わくは この功徳をもって あまねく 一切に及ぼし われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

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ご詠歌

しゅしょうえの ふどうけしんの おにがまい
       いわやに りゅうの ねむるとぞきく

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テーマ: 古寺巡礼 - ジャンル: 旅行

タグ: 九州三十六不動尊霊場  遍路  巡礼  ご朱印  第三番  龍下山  成佛寺  修正鬼会  重要無形民族文化財  龍下不動 

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