FC2ブログ

カジマヤー

今日は、予告どおり「かじまやー」のお話です。

 

一昨日10月17日は、旧暦で言うと、9月7日にあたり
数えで97歳になったお年寄りを盛大に祝います。
これは、干支ごとに数えで13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳に行われる生年祝いの日(トゥシビー)のひとつです。

 

その中でも、カジマヤーともなると親戚だけではなく、地域の人たちを巻き込んでの一大イベントになります。
主役のお年寄りは、真っ赤なちゃんちゃんこを羽織り、頭には赤い頭巾、手には大きな風車を持ち、豪勢に飾り付けされたオープンカーに乗り、地域をパレードします。
オープンカーが借りられなかった時代は、トラックの荷台にひな壇をつくって村中を回ったとそうです。

 

カジマヤーとは、本来、四辻(交差点、十字路)や風車を指す沖縄の方言です。

 

現在は、その日の主役であるおじぃやおばぁが風車を手に持ち、
「子を育て、孫、ひ孫を見守ってくださってありがとうございます。これまでの長い人生、たくさんの苦労もしたでしょう。これからは童心に戻って、楽しい余生をお過ごしください」という子孫たちの気持ちが込められたお祝いというのが一般的解釈になっています。

 

しかし、このように解釈するようになったのは比較的最近のことで、文献によれば、明治のころまでのカジマヤーは、模擬葬式の儀式だったところも在るようです。
死に装束を着せ、集落の七つのカジマヤー(四辻)を回ったといいます。
ということから、カジマヤーの名称も「風車」ではなく、こちらの儀式からつけられたものだという説もあります。

 

地域ぐるみで、地域のお年寄りを祝福することは、人間関係が希薄になっている昨今、とても大切な行事であると思うのは私だけでしょうか。
皆さんが沖縄に来られてこのような光景に出会ったら、手を振って祝福してあげてくださいね(^^)


 

20071019_100824_1.jpg

 

関連記事
スポンサーサイト



[edit]

trackback --   Comment (0)

PAGE TOP

コメント

PAGE TOP

コメントの投稿

Secret

PAGE TOP

ご訪問者数

プロフィール

リンク

最新コメント

月別アーカイブ