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草露白(くさのつゆしろし)

今日は二十四節気「白露」の始まり。
そして七十二候では白露の初候「草露白くさのつゆしろし)」となりました。

朝露 露 白露 草露白 くさのつゆしろし

草に降りた露が白く輝いて見え、季節も夏から秋への変わり目で朝夕の涼しさが際立ちはじめる頃です。
本格的な秋の到来ももう間近です。
今回の台風13号宮古島には大きな爪痕を残して東シナ海を北上していきました。
幸い沖縄本島は台風に続き近場で発生した熱帯低気圧の影響を受け連日愚図ついた日が続いてはいますが、大きな被害はなく過ぎ去ってくれました。被害にあわれた宮古島の皆さんにはお見舞い申し上げます。
その台風も冷たい秋の空気を運んできたようで沖縄も涼しい朝晩を過ごしています。

さてその朝露にちなんだ行事として、旧暦の9月9日の重陽の節句で行われる「被せ綿(きせわた)」というものがあります。
重陽の節句の前日より菊の花に綿を被せて一晩置き、菊の花に朝露を宿らせます。
その朝露とともに菊の香りが浸み込んでいる綿で体を拭いて不老長寿を願うというものです。重陽の節句を象徴する風習だと思います。
重陽の節句に関しましてはまたその時に詳しくお話ししますね。

秋 いわし雲 鰯雲

「露」関するお話をもうひとつ。
皆さんは「露が降りると晴れ」という諺をご存知でしょうか。

朝露はその日の天気をも知らせてくれます。
雲一つ晴れ渡った夜、遮る雲が無いため、地表や物の表面から放射冷却が起こり熱はどんどん宇宙に逃げていきます。
そして最低気温が記録される明け方、水蒸気は液体化し草や看板の表面などの物に付着しびっしょりと濡らします。これが朝露です。
このように雲一つなく晴れるような夜は気象条件として大きな高気圧に覆われているので、そのまま昼間も晴れているということになります。

このような天候の変化の元となる条件と結論を表した諺のような伝承など自然現象や生物の行動の様子などから天気の予測を言葉にしたものを「観天望気かんてんぼうき)」言います。
現代のデータやモデル至上主義の気象予報ももちろん大切ですが、昔からの体験、経験などが詰まった知恵もその中にもっと活かされると良いのかもしれませんね。
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タグ: 歳時記  草露白  くさのつゆしろし  白露    観天望気  かんてんぼうき  重陽の節句  被せ綿  着せ綿 

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