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霜降(そうこう)・霜始降(しもはじめてふる)

朝晩だいぶ空気がヒンヤリしてきましたが、二十四節気では「霜降」(そうこう)。
グッと冷え込んで地表温度が0℃を下回ると今まで露となっていた水分が凍り付き霜となります。

霜降 そうこう 霜始降 しもはじめてふる 霜

これは江戸時代に太玄斎により著わされた暦便覧という(正確にはこよみ便欄)という解説書に書かれている「陰寒の気に合って、霜むすび凝らんとすれば也」からきています。

そして七十二候霜降の初候「霜始降(花)」(しもはじめてふる)となり、山里に早朝霜が降り始める頃となりました。
この霜、草木や農作物に降りると枯らしてしまうこともあるので農家の皆さんは要警戒です。

徐々に「紅葉便り」も届き始める頃ですが、その紅葉に彩られた山々を「山装う」と表現し秋の季語ともなっています。

ちなみに春に花が咲き鳥が鳴く山は「山笑う」、青葉茂る夏山は「山滴る」、そして冬山の静けさを「山眠る」と擬人的に表現しています。

これは中国の画家の郭煕の画論「臥遊録」の中にある漢詩に「春山淡治にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして装うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」の一節に由来しています。

さてここまで書き進めていると亜熱帯気候のため「四季」が感じにくいと言われている「沖縄」では柿もなく紅葉もなく「秋」はないのでしょうか。

いえいえ「紅葉」ありますよ。

それは「ハゼ」の木です。

ハゼ 櫨 リウキュハゼ

櫨は安土桃山時代に中国南部からロウソクの蝋を採取するためにその種子を輸入し栽培したのが始まりと言われています。
江戸時代中期には中国から琉球を経由して盛んに輸入されるようになり薩摩でも本格的に栽培されました。

というわけで沖縄にもリュウキュウハゼの木があり空気が幾分冷え、といっても清々しい程度ですが沖縄の晩秋を彩る樹木として最近では注目されています。
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タグ: 二十四節気  七十二候  歳時記  紅葉  霜降  そうこう  霜始降  しもはじめてふる  はぜ  ハゼ 

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